The farthest ocean of trees

MH4G 大剣ハメ 実践編(暫定版)

この記事では火力大剣の実際の切り方・動き方について解説します。
大剣ハメとは?という方は以下の記事を先にご覧下さい。

この記事ではアイルーヘブンドールがサポガン(俗に言う猫サポ)の3人パーティ、4人パーティにおける火力の動きに絞って解説します。
各モンスターの解説ではまず、共通の部分について説明してから4ptの場合3ptの場合それぞれに焦点を当てた詳細を記しています。

野良の大剣ハメであまり見られないモンスターの解説は省略しています。

今すぐ特定の情報が必要な方は目次から飛んでください。時間のある方は上から順に読んでいただけると理解が深まるかもしれません。

エスト出発〜BC

BCでは段差上まで移動してから抗竜石を研ぎます。
片極は心撃→剛撃の順番で両方研ぎ、両極では剛撃のみ研ぎます。

石を研ぎ終わったらサポがエリアチェンジしたのを確認してから入場します。サポと同時に入場してしまうとエリアホストの関係で拘束が失敗する可能性があります。


片極か両極かはクエスト受注時に確かめておくのがベストですが、見忘れていたらクエ開始時にチェック。
また、クエ開始時サポガンがその場で石を研いでいたら片極の合図。

準備編でも言及した通り怪力の種は使用禁止



1体目:ラージャン


弱点肉質→頭60

サポが石ころを投げ軸合わせた後、咆哮と同時に溜めを開始します。

溜め開始の位置は右腕前(向かって左側であることに注意)で、ラーとの距離はハンター1人分空けておきましょう。
向かって右側によりすぎると麻痺の際に左腕に押し出され、またサポの邪魔にもなります。
ラーとの距離を詰めすぎた位置で溜め開始すると今度胴体の方に前進してしまいます。

開幕抜刀溜め3を当てたらそのまま溜め3ループを続け指定の回数で強溜め3→強なぎ払い3

4pt:睡眠→麻痺→睡眠

両研ぎの場合5回目強溜め3→強なぎ払い3で討伐
片研ぎの場合6回目強溜め3→強なぎ払い3で討伐

3pt(両研ぎ):睡眠→麻痺→睡眠

基本は6回目強溜め3→強なぎ払い3→納刀→寝起こし抜刀溜め3で討伐

強溜め派生を放つ時はスラパを左に傾けておくと強なぎ払いまでしっかり頭に当てられる。
強なぎ払いで2回目の睡眠を起こさないように素早く入力することを意識。


ラーの配置が近かったら納刀なしで切り続けて7回目強溜め3でも解除前討伐できます。
万が一討伐できず極限解除してしまったら抜刀状態のまま追ってすぐ溜め3で討伐。

安定を選ぶなら常に6回目強溜めを選択すること推奨。3パ両研ぎ先ラーではサポに罠を使わせずに討伐することが大切。

よく貼られるンダス産ジン亜ラーでは6回目強溜め推奨。

3pt(片研ぎ):睡眠→麻痺→睡眠(→シビレ捕獲)

6回目強溜め3→強なぎ払い3→納刀→抜刀溜め3で討伐、または解除シビレ捕獲

7回目強溜め3+サポ2〜3樽や、強溜めなし8回溜め3でも討伐可能ですが6回目強溜めが最も諸々の事故が起きにくいと考えます。

参考:2睡心研ぎ

一部で行われているものでいい手順だと思ったので紹介。

3pt片研ぎ先ラーで6回目強溜め派生→納刀までは変わらず。次に抗竜石心撃を研いでから寝起こしに抜刀溜め3を当てます。寝起こしで討伐できる確率が上がります。
また、寝起こしで倒せず解除された場合は追加の溜め3は入れず、そのまま納刀して砥石をします。サポはこの間に捕獲をします。



2体目(非極限)

ラーを終えたらサポの行く方向についていき2体目モンスの湧き位置付近で待機します。大抵の場合湧きまで少し余裕があるので砥石の使用を推奨。

イャンクック亜種


弱点肉質→翼66

必ず右側の翼を切る。
左側はサポが拘束に使用します。
頭の肉質は翼より硬いため狙わないように。

翼は後ろ側から頭側に向けて振り下ろす感じで切る。

初動の撃墜はサポが合わせてくれるので右翼が落ちてくる場所に着いたら溜め3を開始して問題ありません。
音撃墜ダウンの瞬間のみ翼が頭側に寄るので翼直下で構えるくらいがちょうどいいかもしれない。

4pt:音撃墜→麻痺→シビレ捕獲

基本的に溜め3ループ。

3pt:音撃墜→シビレ→麻痺→落とし穴捕獲

落とし穴中では大タルを起爆してしまわないよう溜め3の振り下ろす向きに注意。


ブラキディオス


弱点肉質→頭70

頭とは別に存在する角(肉質19)を切らないように注意。

シビレ罠から麻痺に拘束が移る際ブラキが少し後退するので横ペチの代わりになぎ払いを挟んで少し前進するとそのまま切り続けられます。

角を切ってしまったら位置取りをすぐに修正してください。

落とし穴中では右手と頭に挟まるイメージで強溜め→強なぎ払いをすると綺麗に頭に当てられます。

4pt:シビレ→麻痺→落とし穴捕獲

穴中で強なぎ払いをする時はラグ考慮でしっかり頭を切ること。

3pt:睡眠→シビレ→麻痺→落とし穴捕獲

ブラキが湧いたら両手の間に挟まるとこまで走って咆哮と同時に溜め3を開始すると睡眠モーション中綺麗に当たります。
寝起こしする時は角と手と頭に挟まれる位置にピッタリくっついて溜め3すると角に吸われにくいです。


ティガレックス亜種


弱点肉質→頭70(怒り時75)

湧きまでサポの真後ろで待機。
湧いたら近づいてくるのを迎え撃つように溜めを構える。咆哮前にサポが寝かせてくれます。
寝起こしは右顔面に張り付いた位置で溜めをすると寝起きモーションでハンターを頭前正面の位置に押し出してくれます。

睡眠起こし後は切れてない場所にいると感じたら都度位置修正を行ってください。

4pt:睡眠→麻痺→シビレ捕獲

フィニッシュは必ず強溜め→強なぎ払いをすること。

3pt:睡眠→シビレ→麻痺→落とし穴捕獲

落とし穴中は大きく顔が揺れるのでラグ考慮で切る。


ジンオウガ亜種


弱点肉質→頭55、背中70

ラーが終わった後サポが待機している場所の目線の先にジン亜が着地します。
サポが軸を取った後、睡眠する際は向かって右側に倒れるので、サポの左前辺りで待機しましょう。

睡眠モーション時(開幕)と寝起こしは背中を切ります。

サポの睡眠弾3発目が入った瞬間に背中に向かって溜めを開始すると溜め3の瞬間にちょうど背中が降りてきます。
開幕背中に溜め3した後は必ず納刀すること。

寝起こしする時は背中から頭の方を向いて切ると前ころりんで頭前にいくことができ少し時短になります。

寝起こしをした後はころりんをして納刀して右手と頭に挟まれた位置にいき抜刀溜め3→ペチと繋げ、以降は強溜めループをします。溜め3ペチのループは火力が低いのでやめましょう。

4pt:睡眠→麻痺→シビレ捕獲

シビレ罠の時間は10秒あるので、罠かかってからも落ち着いて強溜めループを継続してください。

3pt:睡眠→シビレ→麻痺→落とし穴捕獲

麻痺終わりから穴に落ちるまでの間は顔が上がり、強なぎ払いが胴に当たってしまいます。
麻痺終わりの所だけ強溜めループを中断し、1回溜め3ペチを挟んでから再開すると上手く切り続けることができます。



2体目(極限)

ここからは湧きモンスが極限のものを紹介します。
ラージャンを終えたらすぐに抗竜石心撃を研いでください。
また、3pt時砥石は必要がある場合2体目睡眠後に研ぐようサポから指示があると思われます。もちろん2体目湧きまでに余裕があれば研ぎ推奨です。

ジンオウガ


弱点肉質→頭65、背中70

開幕背中溜め3→納刀→向き調整して寝起こし
まではジン亜と同じ。

寝起こし当てて解除したら右ころりんしてすぐに納刀。
そのまま顔の真正面(口の前辺り)にいき
抜刀溜め3→強溜め強なぎ払い→なぎ払い→溜め3→横ペチ
まで固定。このコンボだと落とし穴に入るまで綺麗に切れます。
以降は強溜めループ。

4pt:睡眠→解除→麻痺→落とし穴捕獲

1罠で落ちない時の原因は穴中強溜めループ中の強なぎ払いが頭ではなく胴に吸われています。ラグ考慮で切りましょう。

3pt:睡眠→解除→麻痺→落とし穴→睡眠→落とし穴捕獲

1罠目でてくる瞬間に左ころりん→なぎ払い→強溜め→強なぎ払いと繋ぐと2睡眠目のモーション中背中を上手く切れます。

火力氷大フル×2サポ11樽の3ptで4pt手順のまま捕獲確認したので麻痺の取り方次第では無属性テンプレ×2安定1罠手順確立の可能性はあります(要検証)。


ラージャン(2頭目)


弱点肉質→頭60

麻痺から落とし穴に拘束が移る際ラーが後退するので、強溜め→強なぎ払いで前進。そのまま
なぎ払い→溜め3→ペチ→強溜め→強なぎ払い
といった感じに溜め3を1回挟んで強溜めをすると穴中でも綺麗に切れる。

4pt:睡眠→解除シビレ→麻痺→シビレ捕獲

開幕咆哮と同時に溜め開始し、そのまま切り続けて大丈夫です。
極限解除した際シビレ罠が破壊されたら納刀して定位置に戻るのが安全。

3pt:睡眠→解除シビレ→麻痺→落とし穴→睡眠→シビレ捕獲

こちらも基本的に切り続けてOK。
火力がいい時は2睡眠を省いて落とし穴中に捕獲します。前述の落とし穴後退に注意。


セルレギオス


弱点肉質→腹60、後脚50

拘束中は後脚で妥協せずにしっかり腹を切ることが大切なモンスター。

極限の解除ダウン中に、抜刀状態のまま右後脚と尻尾の間の挟まる位置にころぺちをし、そのまま強溜め派生を右後脚に当てます。
ころぺちする位置をつま先辺りなどに妥協せず必ず2部位に挟まる位置まで移動してから切ってください。

極限解除した時ハンターとレギオスの位置が離れすぎていた場合は納刀して近づいてから抜刀溜め3を当てます。

睡眠を起こしたら前ころりん→納刀して腹を切ります。

この時、必ず正面側から尻尾側に向かって切ること。これは後述の後退に合わせた切り方をするため。

セルレギオスはシビレ罠や麻痺が切れた時に後退するため、前進を伴う派生を用いて切ることができればロスなく火力を出し続けられます。

ハンターのいる位置と後退した腹の位置の調整すべき幅に応じて以下の2派生を使い分けること。

  • 調節幅:小

溜め3→なぎ払い(Aボタン)
以降は通常の溜め3ループに戻る

  • 調節幅:大

溜め3→ペチ→強溜め→強なぎ払い→なぎ払い
以降は通常の溜め3ループに戻る

腹を切る際尻尾に寄りすぎて切断してしまいそうだと感じたら、溜め3ループを中断し落ち着いて定位置に戻ってください。

4pt:解除→睡眠→シビレ(後退なし)→麻痺→シビレ捕獲

レギオスは開幕空から湧いてくるので着地した所に火力3人で強溜め強なぎ払いのコンボを当て解除します。

抜刀状態で待機し、地面に脚が着きそうなとこ(風圧はSAで回避)まできたらころりん→ペチ、またはなぎ払い単体で強溜めに派生します。
火力3人が同じタイミングで切れるようにできるだけ切る瞬間は調整してください(特に強なぎ払い)。
派生前のころペチやなぎ払いは多少バラバラでも問題ありません。

睡眠後シビレ先置きするサポの場合は設置されるのを待ってから寝起こしをする。

3pt:解除→睡眠→シビレ→麻痺→睡眠→シビレ捕獲

腹をしっかり切れる火力ならこの手順が速くて楽。

初動の解除については4ptみたいに強溜めせずに、まず着地を待ってから咆哮と同時に右後脚溜め3×2で転倒を取り納刀して左後脚に溜め3で解除が安定。
怒り咆哮があるので転倒は火力相方に依存せず1人で取れます。

4ptと違って1シビレ目から麻痺に移行する際にも後退があることに注意。

解除→睡眠→シビレ(後退なし)→麻痺後退→落とし穴→撃墜睡眠→シビレ捕獲
手順のサポの場合、落とし穴中では右翼脚と首に挟まって強溜め説と右後脚付近で強溜め説の2つがあるもののどっちが正解かは不明。誰か教えてください…



用語解説

  • 片極⋯右ラーの2頭クエにおいて左側モンスが非極限のこと。クック亜種、ジン亜など。
  • 両研ぎ⋯抗竜石剛撃と心撃を両方研ぐこと。片極クエの時はこれ。
  • 両極⋯右ラーの2頭クエにおいて左側モンスも極限のこと。ラー、ジンオウガなど。
  • 片研ぎ⋯抗竜石・剛撃のみを研ぐこと。両極クエはこれ。
  • 横ペチ⋯溜め3を振り下ろした後にXを入力して出る「横殴り」のこと。しばしば「ペチ」と略される。
  • ころりん⋯前転回避のこと。当記事内では抜刀状態での前転回避のことを指す。
  • ころペチ⋯ころりん→横ペチの派生のこと。
  • 溜め3ループ⋯溜め3→横ペチ→溜め3→⋯を繰り返すこと。
  • なぎ払い⋯大剣を1回させながら少し前進する攻撃。溜め3後のペチ代わりに使用することができる。
  • 強溜め⋯横ペチやなぎ払いから派生可能な攻撃。肩に乗せて溜めるその力強い姿とは裏腹に通常の溜め3と大して威力は変わらない。後述の強なぎ払いに派生できる点がメリット。
  • 強なぎ払い⋯強溜めからのみ派生可能な攻撃。強溜め3から派生する強なぎ払い3は、溜め時間0でありながら通常の溜め3と同威力を出すことができる。強なぎ払い後派生できる攻撃はなぎ払いのみ。
  • 強溜めループ⋯強溜め3→強なぎ払い3→なぎ払い→強溜め3→⋯を繰り返すこと。
  • 強溜め派生⋯強溜め→強なぎ払いの2コンボのこと。たまに聞く「強凪」って言葉も多分これのことだと思います(?)。

火力として大切なこと

サポの妨害をしない

サポの睡眠弾を吸う、罠設置中のサポに攻撃を当てる、爆弾を誤爆してサポを吹き飛ばす、など…
サポの拘束が失敗することはクエストの失敗に直結します。
慣れないうちは少し気をつけすぎる位で問題ないです。

常に弱点を切り続ける

弱点から位置がズレてしまった場合はすぐに戻るようにしましょう。
状況にもよりますが戻る際は抜刀状態でころりん移動するより納刀してから走って移動の方がいい気がします。戻る時サポの弾を吸わないように注意!

他火力と息を合わせる

同じタイミングで切ることで火力を出しやすくなります。特に寝起こしはバラバラに切った場合1人目以外弱点に当たらないなんてこともありえます(特にラー)。
他火力より早い場合はモーションにディレイをかけ(ペチのX入力遅延など)、他火力より遅れている場合は最速入力して追いつくことを心がけましょう。

次に来る拘束・展開を常に考える

拘束がアドリブで変更されたのをいち早く察知し切り方を変えることや、サポが拘束に失敗しそうな時すぐに納刀して罠を張るなどの臨機応変な対応が可能になります。

ラグを考慮する

火力は非ホストなので、火力視点で当たってたとしても判定の基準となるホストのサポ視点では外してる可能性があります。
例えばブラキディオスにおいて火力視点でシビレ罠が壊れる直前に当たった溜め3は、サポ視点ではシビレが既に壊れ頭を上げている最中のものであって、当たってることはないでしょう。
ほんの少しだけ先の動きを見据えた切り方をしてみてください。

ペチで起こさない

睡眠をペチで起こしてしまうと拘束失敗や捕獲失敗に直結します。
起こしのタイミングがペチに重なりそうな場合は、ペチはせず抜刀状態のまま溜め直しましょう。

溜め3を放つ

溜め2で離してしまったり溜めすぎにならないように意識すること。



強溜め切りについて

他火力さんが溜め3ループを維持してる中なんとなくで強溜めを使った結果位置がズレてしまったなんて経験ありませんか?

強溜め派生は火力が高いものの前進してしまう性質があることから使用するタイミングは限られています。

以下の5パターンを前もって知っておいた上で有効活用しましょう。
事前に用語解説の「強溜め」「強なぎ払い」をチェックしておいてください。


睡眠前に最大火力を出す時

3pt先ラーの6回目強溜めや、3ptジンオウガの2睡眠直前強溜めがこれに該当します。
眠る直前に強なぎ払いを滑りこませることで、溜め3ループと比較した時約1回分多く溜め攻撃を当てられたことになります。

前進する必要がある時

セルレギオスの拘束終わり後退、ラーの落とし穴後退などがこれに該当します。
後退に合わせて前進しつつ高い火力を叩き込める強溜め派生が最適。

フィニッシュとして締める時

これはほとんどのモンスターで当てはまります。
サポの拘束手順が終わろうとしている(=もう少しで捕獲ラインに到達しそうな)時は強溜め派生の高威力コンボで一気に終わらせることができるからです。

弱点から位置がズレない時

ジンオウガ原種亜種における頭と右手の間、ブラキの落とし穴中における頭と右手の間などが該当します。
これらの例以外にも、引っかかりのある場所で弱点に強溜め強なぎ払いが当たる時は活用するとよいでしょう。

サポの拘束なしで極限解除する時

セルレギオスディアブロスの開幕が該当します。イビルジョーの開幕もこれに近いです。